フランスは3月25日からサマータイム♪
1時間寝不足な朝を迎えます
フランスには、夏時間(サマータイム)と冬時間があります。
日照時間の変化に合わせて、サマータイムには時計を1時間早め、冬時間には1時間進めて元に戻す。
日本にはない習慣なので、ちょっとイメージがわきにくいけれど、いよいよ暖かい季節が始まった!と言う気がして、なんだかちょっと楽しそう。
日本とフランスの時差は通常は8時間ですが、この期間は7時間となります。
また冬時間へと戻るのは2018年10月28日です。
緯度が高いヨーロッパにおいて、日照時間の長い4月〜10月にサマータイムを導入することによって、夕方からの明るい自然光を享受し、早い時間に仕事を終わらせて余暇を楽しむことができます。
また同時に、照明の節約にもなるというわけです。
しかし現在は、LEDの普及など、照明自体が省エネ仕様になってきていることもあり、サマータイムによる節約効果は国内消費の0.1%以下とされ、”効果はあるものの限定的”とのこと。
“Changement d’heure(時間の変更)”の日に時間が変わったのを忘れて、次の日に約束の時間を1時間遅れて待ち合わせにやってきた…
なんて、かつてはよくあったようなエピソードも、時計を自動修正してくれるスマートフォンの登場や、簡単に時間が確認できるネットの普及で、かなり減ってきたようです。
時代は変化していますね 😉
フランスでサマータイムが初めて導入されたのは1917年。
1945年に一度廃止されましたが、1973年〜74年のオイルショックを受け、1975年に再度導入されました。
自分で時間を変える方は、25日の午前2時に、時計を午前3時に進めます。
1時間分いつもより寝不足な日だけど、日曜だからちょっと寝坊して、ゆっくりbrunch(ブランチ)もいいのかも。
日本にはサマータイムはないけれど、気持ちのいい季節がやってくるのが嬉しいですね 😀