一般社団法人 神戸日仏協会 Blog

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兵庫県のほぼ中央に位置する朝来(あさご)市。
そこは、豊かな自然に囲まれ、数々の遺産をのこす美しいまち。

その遺産の一つである生野銀山は、日本近代化の礎を築いたとも言われ、世界にも広く知られた重要な史跡です。

そんな朝来市、じつはフランスと歴史的にとても深いつながりがあるのだとか。
いったいそこにはどのような関係があるのでしょうか?

フランスはもちろん、世界に誇るべき日本文化や伝統の魅力をたっぷりと秘めたこの地に、
フランス人のレティシアさんが国際交流員として勤めていらっしゃいます。

《朝来市とふらんす》は、そんなレティシアさんから届くお便りを通して、
このまちの歴史や魅力を掘り下げるコラム。

おすすめの観光ポイントや、フランスとの歴史的な関わりについて、
はたまたフランスでも人気のコスプレにぴったりなスポットまで!?
朝来市の奥深さを、日本語とフランス語で綴ってくださいます。

日本にお住まいの方はもちろん、ご旅行に来られるフランス語圏の方に、
この町の素晴らしさを知っていただけたら嬉しいです。

 

À propos de l’auteure

Laëtitia

Laëtitia a 26 ans et est originaire de Basse-Normandie. Après 3 ans d’études en langue et culture japonaises, puis 2 ans en relations internationales à l’université de Strasbourg, elle a travaillé quelque temps en France avant de venir s’installer au Japon. Elle travaille actuellement sous le programme JET en tant que coordinatrice des relations internationales pour la mairie d’Asago. Elle aime : manger de bonnes choses, chanter n’importe où et apprendre de nouvelles langues. Elle n’aime pas : le goya, la négativité et le nattō.

レティシアは26才で、フランス・ノルマンディ地方出身です。日本語と日本の文化・文明を3年間、国際交流議論を2年間勉強して、ストラスブール大学から卒業しました。しばらくフランスで働いてから来日して、JETプログラムの国際交流員として朝来市役所に勤めています。
人生において楽しんでいること:美味しいものを食べること・どこでも歌うこと・新しい外国語を習うこと
人生にいらないこと:ゴーヤ・消極性・納豆

asagoshi

国際交流員のレティシアさんが、朝来市とフランスのつながりについて綴る、お便りが届きました。

連載㈰ 画像㈪ 古代関西の地図

「播但貫く、銀の馬車道、鉱石の道~資源大国日本の記憶をたどる73 ㎞ の轍~」として語られる播但のストーリー。ところで、播但って何でしょうか?

tokugawa

銀の馬車道と鉱石の道は播但地方の歴史で中心となる2つの道です。今日、「銀の馬車道」と呼ばれる道路は日本の近代化の中で19世紀の終わりに実際に設立されました。

連載㈫ 画像㈰ Leonce Verny, Yokosuka

朝来市の生野町は明治時代が始まった頃、富岡市や横須賀市と同じように明治政府が招いたお雇い外国人を受け入れたことをきっかけにフランスと関わりを始めました。

連載④ 画像① 朝倉盛明 Moriaki Asakura

最初に近代化に関わった人物はフランス人ではなく、フランス人とともに生野銀山の近代化に貢献した日本人の朝倉盛明でした。

連載⑤ 画像③ a トロッコ Bennes
no.5
日本の近代化の代表的な人と場所 ②ジャン=フランソア・コアニエ

生野銀山は銀の馬車道と鉱石の道をつなぐ場所。その歴史と絶対に結び付く名があります。それはフランス技師のジャン=フランソワ・コアニエです。
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