11月25日、「一般社団法人 神戸日仏協会 創立120周年祝賀会」を神戸ポートピアホテルにて、無事開催することができました。
たくさんの方にご臨席を賜り、心のこもったお言葉を頂戴し、心より感謝申し上げます。
ここでは、みなさまとともに過ごさせていただきました楽しいひとときを思い出し、
当日の様子を写真とともに振り返りながら、簡単な開催のご報告とさせていただきます。
ご多用中にもかかわらず、本当に、たくさんの方がご参加くださいました!
ありがとうございます。
開会に際し、両国旗を掲揚し、フランス国歌「ラ・マルセイエーズ La Marseillaise」、日本国歌「君が代」斉唱を行いました。
主催者を代表し、一般社団法人神戸日仏協会会長、元トゥレーヌ甲南学園理事長、株式会社神戸酒心館取締役会長の安福幸雄がご挨拶いたしました。
神戸日仏協会120周年のあゆみについてのご報告もさせていただきました。
スクリーンにはフランス語訳を掲示しています。
フィリップ・セトン駐日フランス大使閣下のお言葉を頂戴いたしました。
神戸を中心とした兵庫県とフランスの交流の歴史、現在も続いている姉妹都市交流や、両国の企業間の関わりといった経済交流の実際など、貴重なお話を伺うことができました。
続いて、久元喜造神戸市長、神戸日仏協会名誉顧問よりお言葉をいただきました。
神戸とフランスの交流について、また姉妹都市であるマルセイユ市との提携60周年事業について、さらに両国の交流における未来を見据えたお話に、みなさま興味深く耳を傾けておられました。
さらに、片山安孝兵庫県副知事にご挨拶を賜りました。
1868年開港以来のフランスと兵庫県のつながりについてのお話に加え、2025年大阪万博への兵庫県としての取り組みもご紹介くださいました。
乾杯用のドリンクは、アサヒビール株式会社さま、株式会社今井商店さま、お食事中の日本酒は株式会社神戸酒心館よりご提供いただきました。
ありがとうございました!
日本語でご挨拶いただき、みなさんで、”Santé(乾杯)”!
和やかにお食事がスタートしました。
お食事を楽しんでいただいている間に、フランス語の詩のプレゼントです。
神戸日仏協会副会長アラン・ベルナールの「Le vieux piano(懐かしいピアノ)」という詩を、朗読ビデオとともに紹介させていただきました。
ベルナール副会長は昨年 12 月に「RESSOUVENIRSルスヴニィール(追憶)」という詩集をフランスの出版社から刊行しました。このポエムも、その本の中に納められています。
朗読は、ベルナルール副会長のお知り合いで、コメディフランセーズの俳優をされているミュリエル・マイエットさんによるもの。
当日ご紹介したポエムを、こちらでもご覧いただけます。
美しいフランス語の響きをゆったりと味わってくださいね。
お楽しみは続きます。
お食事やワインを楽しみながら、風かおるさんの美しい歌声を堪能できる贅沢なひととき。
1980年シャンソン歌手としてデビュー、関西を代表する歌手でいらっしゃる風かおるさん。シャンソンの普及にもご尽力され、若者にも興味をもってもらえるようショーアップしたステージづくりやコンサートの演出も手掛けていらっしゃいます。
2012年には「一般社団法人日仏友好シャンソンKAKEHASHIカケハシ」を設立、代表理事に就任され、2018年には「全日本シャンソン・ポピュレールコンクール」、2019年より「神戸パリ祭」を主催し、神戸に根付いたシャンソンの火をともし続け、また2004年に「神戸市文化活動奨励賞」、2022年度には「神戸市文化賞」を受賞されました。
時にしっとりと、時に迫力たっぷりに、そしてチャーミングに歌い上げる風さん。
日本の懐かしい曲のメドレーも盛り上がりましたね。
シャンソンの魅力を改めて感じる、感動的なステージを、ありがとうございました。
続いて、西口信吾神戸日仏協会副会長によるご報告です。
2020年11月、神戸日仏協会安福会長が、サンシール仏日協会との交流を実現されたことが功績として評価され、兵庫県功労者表彰を受章しました。
そして、井戸敏三 前神戸日仏協会名誉顧問、前兵庫県知事は、兵庫県公館において2021年6月本日ご臨席のセトン駐日フランス大使閣下からフランス政府からの国家功労勲章を受章されました。先ほど片山兵庫県副知事からご報告のあった兵庫県とフランスの交流にご尽力されたことが評価され、受章につながったのことです。
コロナ感染の影響で、受章を祝う会の開催がかなわなかったため、この場で拍手にて祝意を表しました。
また、12/6に開催されたイルマン総領事の講演会、3/22開催予定の「関西フランコフォニーフェスティバルin神戸」のご案内をいたしました。
テーブルでのお話も尽きませんでしたが、楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。アラン・ベルナール神戸日仏協会副会長から閉会のご挨拶を申し上げ、みなさまのおかげさまで、創立120周年祝賀会は、和やかに幕を閉じることができました。