Fête des Rois 2018 @Au Bon Gout BIGOT
1月26日、神戸日仏協会では毎年大人気で、いまやすっかり恒例行事となったビゴさんとのFête des Rois(ガレットパーティー)を開催いたしました!
当日は雪もちらちらと降っていましたが、定員いっぱい、たくさんの方にご参加いただきました。大寒波の週末、寒い中お越しくださったみなさまにお礼申し上げます。
とっても賑やかなパーティとなった今年のFête des Rois 、写真とともに振り返りつつ、レポートします!
ディナーとガレット・デ・ロワでÉpiphanieのお祝い
1月6日はÉpiphanie(エピファニー)、日本では公現祭と呼ばれるキリスト教の祝日。
フランスでは国民の休日ではないので、前後の日曜日に祝われることが多いようです。
この日、フェーブと呼ばれる陶製のちいさなお人形(フェーブ、la fève)をひとつ隠したお菓子、Galette des Rois(ガレット・デ・ロワ)を切り分けて食べるのがフランスの風習になっています。
もう日本でもすっかりおなじみのお菓子になりましたね。
昨年「現代の名工」として表彰されたビゴさん
今年も『オー・ボン・グー ビゴの店』に参加者のみなさんが続々と集まります。
神戸日仏協会の理事でもあるビゴさんは、昨年厚生労働省より「現代の名工」に外国人として初めて選ばれました。「現代の名工」とは、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者に対して表彰するもの。
今年のFête des Rois は、そんなビゴさんへのお祝いを兼ねたパーティでもありました。
おいしい料理に舌鼓!
迫力たっぷりの音色に時を忘れて
西口副会長から、挨拶とビゴさんへの祝福メッセージ。
そして乾杯!パーティのスタートです!
和やかなムードで会話もワインも進みます。
パーティも半ばごろ、ベルナール副会長から突然サプライズの発表が!
サックス&ピアノの素晴らしい生演奏が始まりました。
実は、ビゴさんとは親交が深いサックス奏者・作曲家の野田燎教授がご参加くださっていて、ビゴさんをお祝いするために、演奏のプレゼントを内緒でご準備されていたのです。
思わず時を忘れるような美しく迫力のある音色に、みなさんぐっと聴き入っていらっしゃって、オー・ボン・グー全体が、うっとりとしたムードに包まれたのでした。
すると、”La vie en rose”のシャンソンをビゴさんにプレゼントしたいと手を挙げてくださった方が。
歌手の森本理子さんでした!フランス語のクラスを受講されている生徒さんでもあります。
魅惑的なハスキーヴォイスが胸にどっしりと響きました。
今年の王冠は誰の手に?
そして、お待ちかねのガレット・デ・ロワが登場!
切り分けたガレットの中には3つだけFèveが隠されています。
Fève入りのガレットに当たった人は、その一日Rois(王様)になることができ、その年ずっと幸福が続くと言われています。
さあ、見事Fèveが当たって、Rois(王)のcouronne(冠)を手にするのは誰でしょう〜!
今年は、2人のRoisと1人のReine(女王)でした 🙂
ハッピーな3名の方には、ビゴさんからパンやお菓子を詰め合わせたプレゼントが。いいな〜! 🙂
きっと幸運にあふれた年になることでしょう!
今年もパーティは華やかに幕を閉じました。
パーティは少し時期がずれましたが、ガレット・デ・ロワを食べて、新しい一年が始まる。
これぞフランスの新年です。
今年もみなさまにとって、幸福の多い年となりますように!